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はじめに

IPCとは

精神科に紹介する必要がない程度のうつに対する
対人関係カウンセリング

 この頃日本でもようやく知られるようになってきた対人関係療法(I
PT)(116ページ「付録2 対人関係療法(IPT)とは」参照)は、認知行動療
法(CBT)とならんで、エビデンス・ベイストな精神療法の双璧をな
す存在として国際的に位置づけられています。IPTは、もともとはう
つ病の治療法として開発されたものですが、その他の気分障害(慢性の
うつ病、双極性障害)、不安障害(PTSD、社交不安障害、パニック
障害など)
、摂食障害などに効果を示してきました。
 IPTは、専門性の高い治療法として、精神療法に熟練した治療者に
よって行われるものですが、現在進行中の対人関係と症状との関連に焦
点を当てていくという手法は、精神科領域にとどまらず、人間生活に普
遍的に役立てることができるものだと言えます。実際に、精神科以外の
医療現場、産業現場、教育現場、さまざまな福祉の現場で、「現在進行
中の対人関係」は注目すべき大きなテーマであることが経験的に知られ
ています。人が「ストレス」として挙げることの多くが対人関係であり、
そのようにストレス源として意識されていない場合でも、現在進行中の
対人関係は人の心の健康に多かれ少なかれ影響を与えるものだからです。
 本書でご紹介する「対人関係カウンセリング(IPC)」は、IPT
の簡略版として位置づけられるものですが、うつ病の診断基準を満たさ
ない程度のうつに対して用いる目的で作られたものです。メンタルヘル
スのトレーニングを受けた専門家でなくても行うことができるカウンセ
リングという位置づけで、病気の治療法としてのIPTとは区別されて
います。

i
IPC IPT
対人関係カウンセリング 対人関係療法
ストレスに対するカウンセリ
位置づけ 病気の治療法
ング
軽度のストレス(抑うつ症状)
はあるけれども、うつ病など うつ病など精神科的障害の診
対 象
精神科的障害とは診断されな 断を満たす人
い人

カウンセリングに関心と意欲
を持っている人(必ずしもメ
ンタルヘルスのトレーニング
を受けている必要はない)
精神療法のトレーニングを受
提供者  ◦医師
けたメンタルヘルスの専門家
 ◦看護師
 ◦臨床心理士
 ◦ソーシャルワーカー
 ◦その他の福祉職など
1回15〜30分(初回のみ60分 1回50分前後の面接を12〜16
期 間
以上)の面接を6回以下 回(うつ病の場合)
ホームワーク あり 決められた形のものはなし

本書の位置づけ

 IPCの原型は、精神科以外の医療機関を受診した患者さんの軽度の
うつに対して、上級看護師(米国)が用いるという前提で作られました
が、実際には、プライマリケア医師、身体科で働いているカウンセラー
など、さまざまな職種の人たちによって活用されてきました。日本の現
状を考えてみると、医療現場にとどまらず、教育現場、福祉現場などで、
精神科に紹介するほどではない程度のストレス症状を持つ人に対して活
用できると思います。

ii
 もともとのIPCマニュアルはIPT創始者でもあるクラーマンとワ
イスマンによって作られましたが、出版されておらず、研究目的にのみ
用いられてきました。本書は彼らの承諾を得て、そのIPCマニュアル
の骨格に基づきつつ、日本の臨床現場にとってより役立つようにという
観点から書かれています。
 研究目的でIPCを行う場合には、巻末参考文献のIPCマニュアル
を取り寄せる必要があります。

IPTかIPCか

 IPTとIPCのどちらを用いるかという区別は、カウンセラーの属
性ではなく、対象となる人の診断によって決まります。本当に精神科的
障害(うつ病など)の診断を満たしているのなら、その人はIPCでは
なくIPTを受けるべきです。なぜかと言うと、病気の症状は症状とし
て理解しないと、対人関係のずれにつながるからです。
 うつ病の症状である気力や意欲の低下、集中力の低下、イライラなど
を「病気の症状」として見ないと、周りの人は「やる気がない」
「怠け
ている」「性格が悪くなった」などと思うものです。「医学モデル」をと
るIPTでは、これらを病気の症状として明確に位置づけます。患者さ
んには「病者の役割」を与え、病気の治療のために果たすべき役割を明
確にすることによって、患者さん本人の罪悪感を減じ、治療へと動機づ
けると同時に、周りの人との役割期待のずれも改善していきます。
 IPCの場合は、「病気の症状」ではなく「ストレス症状」として見
ていきます。ですから、その症状が、病気という概念を使わなくても了
解可能な範囲におさまっている必要があります。
 IPCは単なるIPTの簡易版ではなく、そもそもが違う人を対象に
したものなのです。
 本書では、精神科疾患を「治療」するわけではないというIPCの趣
旨にしたがって、IPCを提供する人を「カウンセラー」と総称します
が、そこには医師、看護師、臨床心理士、ソーシャルワーカー、その他

iii
の福祉職などさまざまな職種の人が含まれます。また、精神科疾患で
ある「うつ病」を治療するわけではない、という意味で、「軽度のうつ」
を「ストレス」と総称することにします。患者さんのことも、病気とは
切り離す意味で「クライエント」と呼びます(オリジナルのIPCマニ
ュアルでは「患者」という言葉が用いられていますが、それは、主に身
体科を受診している「患者さん」を対象に作られたものだからです)。

本書の用い方

 本書のような薄い参考書を読んだからと言って効果的なカウンセリン
グを進められるのだろうか、という疑問は当然あると思います。IP
C開発者のワイスマンは、「『臨床家のための対人関係療法クイックガイ
ド』をIPCマニュアルとして活用してほしい」と言っています。カウ
ンセラーが配慮すべきことや言い回しなどは『臨床家のための対人関係
療法入門ガイド』も参考になると思います。IPTも学ぶことによって、
IPCをさらに効果的に行えるようになるでしょう。
 しかし、本書の内容を理解していただくことによって、目の前で語ら
れている問題を4つのストレス領域のいずれかの枠組みで見ることがで
きるようになるだけでも、大きな価値があると思います。カウンセリン
グの目標と方針が絞られると、「どの話を特に聞く必要があるか」「どの
部分で背中を押す必要があるか」ということがよくわかるようになり、
カウンセリングがぐっと効率化されると思います。

iv
も く じ

はじめに

IPCとは─精神科に紹介する必要がない程度のうつに対する対人関係カウ
     ンセリング i

本書の位置づけ ii
IPTかIPCか iii
本書の用い方 iv

Part 1 IPCの全体像をつかむ

1 IPCとは 4

1 IPCの構造 5
2 IPCは短期のカウンセリング 6
3 IPCは「病気の治療法」ではない 6
4 短期のカウンセリングを補完するために 6
5 IPCが適していない人 7

2 基本的な考え方を理解する 10

1 ストレス症状発症の経緯を探る 11
2 ストレス症状と現在進行中の対人関係の関連を理解する 13
3 IPCは共感と教育のカウンセリング 14

3 IPCの目標を理解する 16

4 何に焦点を当てるか 20

v
1 クライエントの「今ここで here and now」の問題を扱う 21
2 クライエントが現在の重要な人間関係について懸念しているこ
とに注目する 21
3 現在の状況をクライエントに評価させる 21
4 現在の状況をコントロールできるよう援助する 22
5 IPCで注目すること・注目しないことを明確に区別する 23

5 IPCカウンセラーの姿勢 24

1 クライエントの味方としての無条件の温かさを維持する 25
2 指示をしない 26
3 クライエントの実生活の一部にならない 27
4 クライエントの「性格的な問題」や「根本的な問題」を扱おうと
しない 28
5 その他、カウンセラーのとるべき姿勢 30

Part 2 IPCを始める 

第1回面接(少なくとも60分間) 34

1 信頼関係を築く=カウンセラーが与える印象に配慮する 35
2 IPCに適したクライエントかどうかを判断する 37
3 身体症状がある場合の扱い 38
4 最近の生活環境の変化や社会的機能について尋ねる 40
5 IPCの契約を結ぶ 41
✍ 第1回面接の宿題 43

第2回面接(30分間) 46

1「ライフイベント尺度」で、クライエントの直近のストレスを
見つける 47
2 4つのストレス領域のうち焦点を当てる領域を決める 49

vi
Part 3 IPCの具体的なストレス領域に取り組む

第3〜5回面接(30分間) 52

悲 哀 53
1「異常な悲哀反応」の診断 54
2 異常な悲哀につながること、異常な悲哀のときに起こること 55
3 IPCの目標と進め方 58
✍「悲哀」の宿題 62
対人関係の不和 64
1「対人関係の不和」の診断 64
2 IPCの目標と進め方 65
✍「対人関係の不和」の宿題 70
役割の変化 72
1「役割の変化」の診断 73
2 IPCの目標と進め方 75
✍「役割の変化」の宿題 77
社会的孤立 78
1「社会的孤立」の診断 78
2 IPCの目標と進め方 79
✍「社会的孤立」の宿題 81

Part 4 IPCを終える

第6回面接(30分間) 86

第7回面接(30分間)─追加の終結面接(オプション) 90

vii
Part 5 IPCを実行する上でのさまざまな問題点と
その対処法
1 IPCと通常の医療との関係 92
2 クライエントが別の治療を求める 92
3 クライエントがカウンセラーを友人や家族の代わりにする 92
4 IPCの経過中に病気が発症する─いつ専門的治療を紹介するか 93
5 クライエントがカウンセリングを受けることを「弱い証拠」だ
と思っている 94
6 クライエントが一人になることを怖れている 94
7 クライエントは症状が治らないと思っている 95
8 クライエントが自分の願望を十分に受け入れていない 95
9 クライエントが慢性的なうつを抱えている 96
 クライエントがプラスの体験を避ける 97
 クライエントが家族やグループの問題は自分のせいだと思って
いる 97
 クライエントが予約をすっぽかしたり遅刻したりする 97
 重要な他者がカウンセラーと話したがる 99
 クライエントが黙っている 99
 クライエントが話題を変えたり避けたりする 100
 クライエントが不満を言い非協力的である 101
 クライエントが過度に依存的である 101
 クライエントが自殺しようとする 102
 クライエントが治療を早く終えたがっている 102
 カウンセラーがクライエントに対して強い感情を抱く 103
 休 暇 104
 患者ガイドの活用 105

viii
Part 6 Q&A
Q1 「原因」と「関連」の違いは何ですか? 108
Q2 IPCを勧める際には、どんなことに留意すれば
よいですか? 108
Q3 初回面接を効率的に進めるいい方法がありますか? 109
Q4 IPCマニュアルにおいて、まだ身体的検査や精神医学的診断
が完了していない人はどのように扱っているのですか? 110
Q5 自分には精神的な問題はないと主張するクライエントに対
しては、どのようにすればいいでしょうか? 110
Q6 ストレスを抱えた人がなぜ身体症状を訴えて受診するので
しょうか? 112
Q7 「身体表現性障害」はIPCで扱えますか? 113
Q8 IPCは医療コストを減らすのに貢献できるでしょうか? 114

付 録 1 IPCの修正版(FEPP)─IPCとCBTの統合 116
    2 対人関係療法(IPT)とは 116
    3 IPCの効果のエビデンス 121
    4 軽度のうつを精神科以外の領域で扱うことの意義 123
    5 プライマリケアの可能性 124

文  献 126

あとがき 128

ix
第1回面接(少なくとも60分間)
*注

信頼関係を築く

IPCに適したクライエントかどうかを判断する

①症状が身体疾患によるものではないことを確認する
②特定の精神科的診断があるかどうかを判断する
③カウンセリングの種類としてIPCが適切であるかどうかを判断する

身体症状がある場合の扱い

クライエントの現在の対人関係と社会的な状況を探る
(対人関係の診断)

IPCの契約を結ぶ

*注 第1回の面接には、少なくとも60分間をかけます。それ以降の面接は、よほ
どのことが起こらない限りは30分以内となります。第1回だけ面接時間が長
いのは、身体疾患の存在や精神科専門治療の必要性を判断するために時間が
必要だからです。すでにこれらの手続きがすんでいるクライエントであれば、
30分程度でも問題はありません。

34
第1回面接 第2回面接 第3〜5回面接 第6回面接

1 信頼関係を築く=カウンセラーが与える印象に配慮する
ここに
注目‼
第1回面接の目的は、クライエントの問題を解決することではない

 第1回面接の印象は、クライエントにとってのカウンセラーの印象を
決めることになりますので、特に注意が必要です。第1回面接でカウン
セラーのことを「拒絶的」「押しつけがましい」などと感じると、カウ
ンセリングの継続は難しいかもしれません。継続はするとしても、それ
は単に「断れないから」というだけのことかもしれません。そのような
場合、カウンセリングが軌道に乗るまでにかなりの時間がかかるかもし
れず、カウンセリングの質にも大きく影響してくるでしょう。
 第1回面接のときには、カウンセラー側にも緊張があるものですが、
IPCカウンセラーの姿勢(24ページ) のなかでも、特に無条件の肯定
的な温かさは気に留めておく必要があります。第1回面接の目的は、ク
ライエントの問題を明確にして解決することではありません。
「解決志
向」になってしまうと、どうしてもクライエントの話に評価を下す雰囲
気になってしまいますから、注意が必要です。クライエントの話を共感
的に聞き、これからやっていくことのイメージをクライエントが持てる
ようにすることが第1回面接の目的です。それはIPCで取り組んでい
く内容のイメージだけでなく、IPCカウンセラーの姿勢についてのイ
メージも含まれます。

ここに
注目‼
クライエントの要求が不適切だと感じられる場合

 第1回面接では、クライエントはまだIPCとは何かをわかっていな
いわけですから、IPCにはふさわしくない要求をしてくるかもしれま
せん。それを「IPCではそういうことはやりません」と単に却下して
しまうと、「拒絶的」と受け取られてしまいかねません。とりあえず要
求を聞き、それがIPCに適したことでないとしたら、そこで期待され
ていることの本質をよく話し合い、別の形で実現可能かどうかを一緒に

35
Part 2 IPCを始める

考えていきます。応答のしかたとしては、、次のような例が考えられる
でしょう。

  〈例1〉
カウンセラー このカウンセリングは、毎回30分間で、6回お会
いしていくことになります。
クライエント もちろん、6回では足りないと思ったら、回数は増
やせるんですよね?
カウンセラー いいえ。対人関係カウンセリングは、期間限定であ
ることに意味があるので、決められた回数以上のカ
ウンセリングはしないんです。
クライエント ……。

  〈例2〉
カウンセラー このカウンセリングは、毎回30分間で、6回お会
いしていくことになります。
クライエント もちろん、6回では足りないと思ったら、回数は増
やせるんですよね?
カウンセラー 対人関係カウンセリングは期間限定であることに意
味があるのですが、確かに、6回では少なすぎるの
ではないか、と思われるのも今の時点では当然です
よね。今、6回ですと言われて、どんな気持ちにな
りましたか? 
クライエント 6回って決められると、それまでによくなるんだろ
うか、とか、プレッシャーや不安を感じます。それ
に私は人見知りなほうなので、ようやく慣れてきた
と思ったときに「はい、6回です」と終わりになる
のもつらいと思うんです。それなら最初から始めな
いほうがいいかなあ、と。
カウンセラー なるほど、よくわかりました。この6回は6回とし

36
第1回面接 第2回面接 第3〜5回面接 第6回面接

てやってみるとして、そのなかで解決できることも
実際に多いでしょうし、まだ十分に改善していない
と思われるときには、また話し合って、最適なこと
を一緒に考えていきたいと思います。今までにこう
いうカウンセリングを受けたことがないとしたら、
6回でもかなりのことができると思います。まずは
6回に集中してやってみませんか?

 例1と例2を比較して、どちらのカウンセラーのほうが温かく信頼で
きると感じるかは明らかでしょう。
 クライエントが不適切な要求をしている、とカウンセラーが感じると
きには、「役割期待のずれ」が起こっていると言えますので、Part 3の
「対人関係の不和」が参考になると思います。

2 IPCに適したクライエントかどうかを判断する
 そのクライエントにIPCが適しているかどうかを判断するために、
一般に、次の3つの質問を考える必要があります。

◦このクライエントの問題には、カウンセリングを行うことが可能
か? カウンセリングが最も適したアプローチだと思われるか?
→[クライエントが抱えている問題についての評価]
◦このクライエントには、カウンセリングを用いることがプラスに
なるか? カウンセリングを受ける準備ができているか? やる
気があるか? →[クライエント本人についての評価]
◦カウンセリングとして、IPCは最も適切なものか?
→[アプローチについての評価]

37
◦著者紹介……………………………………………………………………
水島広子(みずしま ひろこ)
慶應義塾大学医学部卒業・同大学院修了(医学博士)。慶應義塾大学
医学部精神神経科勤務を経て、2000年6月〜2005年8月、衆議院議員
として児童虐待防止法の抜本改正などに取り組む。1997年に共訳『う
つ病の対人関係療法』を出版して以来、日本における対人関係療法の
第一人者として臨床に応用するとともに普及啓発に努めている。現在
は、対人関係療法専門クリニック院長、慶應義塾大学医学部非常勤講
師(精神神経科)。
主な著書に、
『自分でできる対人関係療法』(創元社)、『怖れを手放す
アティテューディナル・ヒーリング入門ワークショップ』
(星和書店)

『トラウマの現実に向き合う―ジャッジメントを手放すということ』
『摂食障害の不安に向き合う―対人関係療法によるアプローチ』(岩
崎学術出版社)、
『対人関係療法マスターブック』(金剛出版)など。
訳書に『探すのをやめたとき愛は見つかる』(創元社)などがある。

ホームページ http://www.hirokom.org/

たいじんかんけい すす かた

対人関係カウンセリング
(IPC)
の進め方
けい ど かか ひと えんじょ
軽度のうつやストレスを抱える人への援助

2011年1月20日 第1版第1刷発行

著 者………………………………………………………………
水 島 広 子
発行者………………………………………………………………
矢 部 敬 一
発行所………………………………………………………………
株式会社 創 元 社
http://www.sogensha.co.jp/
本社 〒541-0047 大阪市中央区淡路町4-3-6
Tel.06-6231-9010 Fax.06-6233-3111
東京支店 〒162-0825 東京都新宿区神楽坂4-3 煉瓦塔ビル
Tel.03-3269-1051
印刷所………………………………………………………………
株式会社 太洋社

©2011 Hiroko Mizushima, Printed in Japan


ISBN978-4-422-11505-4 C3011

〈検印廃止〉落丁・乱丁のときはお取り替えいたします。

〈㈳出版社著作権管理機構 委託出版物〉

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